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今日の誕生日

荒川静香(1981年)→Pick Up!

森口澄士(2001年)

日本の男子シングル選手。20年西日本選手権6位


Pick Up! 荒川静香

日本女子フィギュア界の歴史を切り開いた、五輪金メダリストが39歳となりました。

関東で生まれ、1歳4カ月で宮城県に転居。スケートを始めたのは5歳でした。小学3年生で早くも3回転ジャンプをマスター。94~96年には、全日本ジュニア選手権で3連覇を飾りました。


トリノ五輪エキシビション
トリノ五輪エキシビション

競技の枠を超えて、その名が知られたのはシニア1年目の97-98年シーズンでした。東北高1年ながら全日本選手権を制し、臨んだのは98年長野五輪。ショートプログラム(SP)では14位となり「ファンの声援はとっても気持ち良かった」。総合13位となり、自国開催で貴重な経験を積みました。

不調の時期も経験しながら、大きく花を咲かせたのが03-04年シーズン。練習拠点を米国に移し、04年世界選手権のわずか3週間前にロシア人のタラソワ・コーチの指導を受け始めました。周囲は大会直前のコーチ変更を不安視しましたが、連続3回転ジャンプを決めるなど大躍進。日本人として10年ぶりの頂点に立ち「夢みたい。スケートをやってるうちに1度は出したかった」と技術点の満点を喜びました。

現役生活のハイライトは06年トリノ五輪。SPは3位につけ、フリーも完成度の高い演技で日本フィギュア界初の金メダルをつかみました。「ビックリのひと言。まさか私が取れるとは思っていなかった。いまだに、ちょっと信じられません」。美しいイナバウアーと共に、多くの国民の記憶に刻まれました。

同年に現役を引退。以降はプロスケーターとしてアイスショーなどで活躍し、テレビの解説など幅広い分野でスケート界の裾野拡大に貢献。現在は育児と仕事を両立されています。


今日の1枚

日刊スポーツが蓄積してきた写真の中から厳選して紹介します。

昨年の全日本フィギュアスケート選手権を制し樋口新葉(左)、川畑和愛(右)と笑顔で写真に納まる紀平梨花(2019年12月21日撮影)
昨年の全日本フィギュアスケート選手権を制し樋口新葉(左)、川畑和愛(右)と笑顔で写真に納まる紀平梨花(2019年12月21日撮影)

19年12月、全日本フィギュアスケート選手権を制した紀平梨花(中央)は、樋口新葉(左)、川畑和愛と笑顔で写真に納まる。


今日の出来事

荒川静香さんが32歳の誕生日に結婚(2013年)

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