フィギュアスケートの情報を毎日発信しています。

今日の誕生日

キャロル・ヘイス・ジェンキンス(1940年)

米国の元女子シングル選手、指導者。56年コルティナダンペッツォ五輪銀メダル、60年スコーバレー五輪金メダル。世界選手権は56年から5連覇。06年トリノ五輪前には安藤美姫を指導した。

樋渡知樹(2000年)

米国の男子シングル選手。→Pick Up!

アレクサンドラ・ボイコワ(2002年)

ロシアの女子ペア選手。パートナーはドミトリー・コズロフスキー。19年欧州選手権3位、同年世界選手権6位。


Pick Up! 樋渡知樹

22年北京五輪を目指す、日本人の両親を持つ米国生まれのスケーターが21歳になりました。

ニュージャージー州のイングルウッドで生まれ、4歳でスケートを始めました。ノービス時代には全米選手権を制するなど、同世代のネーサン・チェンを追いかけるように成長を続けました。

2019年NHK杯・男子フリー
2019年NHK杯・男子フリー

19年、クロアチアで開催された世界ジュニアで優勝を果たすと、その流ちょうな関西弁でも注目されました。「スケートをやめた方がええんちゃうかという時もあった。感謝感激」と喜ぶ姿がありました。

憧れの選手は浅田真央さん。樋渡家に、真央さんの姉の舞さんがホームステイしていた縁もありました。

20年スケートアメリカでは4位となっています。


今日の1枚

日刊スポーツが蓄積してきた写真の中から厳選して紹介します。

2020年12月26日
2020年12月26日

20年12月26日、全日本フィギュアスケート選手権・男子フリーで演技をする鍵山優真(代表撮影)。


今日の出来事

トリノ五輪代表の安藤美姫(18=愛知・中京大中京高)が決意の旅立ち。(2006年)

五輪前最後の調整を行う練習拠点の米クリーブランドに出発した。母明美さんと一緒の渡米だが、もう日本には戻らず直接トリノ入りする。「すごく日本や(地元)名古屋が好きで、米国には行きたくないんです」と思わず寂しげな表情を浮かべたが、1週間前に髪を20センチ以上バッサリ切った。「イメージチェンジです」。全日本選手権6位など苦しんだ過去との決別だ。

10日に明かした右足小指の骨折も、電気治療などによってほぼ完治した。変更したフリーのオペラ「蝶々夫人」の習得に向けて「どれだけ自分を追い込んで滑れるか。米国でラストスパートをかけたい。五輪で笑って終われるように」と力を込めた。バッグには生まれた時から一緒のスヌーピーのぬいぐるみを入れ、日本を後にした。