国際オリンピック委員会(IOC)のディック・パウンド委員(カナダ)が、東京オリンピック(五輪)を実現させるためには出場選手に新型コロナウイルスのワクチンを優先的に接種させるべきだとの私見を述べた。

英スカイニューズ(電子版)が6日報じた。英国オリンピック委員会(BOA)は東京五輪が開幕する7月までに選手がワクチンを接種できるよう英政府と協議しているという。IOCで最古参のパウンド委員は「各国が決めることで、列の横入りだと言う人々も出てくるだろうが、これが最も現実的な進め方だと思う」と主張した。