バレーボールの第73回全日本高校選手権最終日は10日、東京体育館で決勝が行われ、男子は東福岡が5大会ぶり3度目の優勝、女子は就実(岡山)が25大会ぶり3度目の頂点に立った。東福岡はエース柳北が強打で得点を量産し、駿台学園(東京)を3-1で破った。駿台学園は2大会連続の準優勝。就実は周田、深沢めが攻撃を引っ張り、大阪国際滝井を3-1で下した。大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、無観客で実施された。

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就実は複雑なコンビを使ったり、極端に速いトスを打ったりするなど難しいことはせず、シンプルに戦い頂点に立った。西畑監督は「基本に忠実に。簡単なことをいかに丁寧にやるか」と話す。アタッカーには余裕のあるトスを打たせ、レシーバーは確実に返球する。選手の能力を最大限に引き出すことで頂点に駆け上がった。得点源となった深沢姉妹、曽我らは新チームに残るだけに、女王の座に君臨し続けるかもしれない。