バスケットボール女子Wリーグの富士通は12日、所属選手2人(名前は非公開)が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性反応を示したと発表した。両者ともけん怠感の症状があったため、8日に医療機関で検査を受けた。現時点では発熱はなく、自室隔離された状態で体調回復に努めているという。

チームによると保健所と連携して濃厚接触者の経過観察などを実施し、選手やスタッフ全員のPCR検査を行う。

リーグは7日、首都圏に緊急事態宣言が発出されたことを受け、富士通などが所属する東地区の1月のリーグ戦開催中止をすでに決定。12日にはオールスター(24日=代々木第2体育館)の開催中止も発表していた。

富士通と同じ東地区の日立ハイテクでは、9日までに11選手らが陽性反応を示し、チーム活動を一旦停止した。