東京オリンピック(五輪)代表・張本智和の妹美和(12=木下グループ)が女子ジュニアの4回戦で敗退した。

青井さくら(明徳義塾高)に開始から3-11、10-12と2ゲームを連取され、第3ゲームを11-9で取り返したが、第4ゲームも5-11で落とし、1-3で負けた。サーブレシーブが甘くなったところを狙われるシーンが目立った。

張本は「(コロナ禍で)本番が少なく、昨年よりも試合感覚はなかった」と言う。サーブレシーブについては「練習で(まだ)できていなかった」と力不足だったことを強調した。

ジュニアは3年連続の4回戦敗退で、今年も“壁”を敗れなかった。13日から出場する一般のシングルスで巻き返しをはかりたい。「今日悪かった点を改善したい。レシーブの種類をもう少し増やしていきたい」と話した。