東京オリンピック(五輪)代表の原沢久喜(百五銀行)が初戦の2回戦で敗退した男子100キロ超級は、五輪2連覇中のテディ・リネール(フランス)が1回戦から5試合を危なげなく制し、頂点に立った。

男子100キロ超級はリネールが本来の強さを取り戻した。身長2メートルを超す巨体を生かした組み手で相手を制圧。投げ技、絞め技、指導3を引き出す試合運びは頭一つ抜き出ていた。存在感は相変わらずだった。

1回戦からの5試合で若手、中堅、ベテランの挑戦を次々とはねのけた。昨年2月に連勝が154で止まった時は体がだぶつき、試合中に足がもつれるほど。リネール時代の終焉(しゅうえん)をささやく声もあった。東京五輪が約半年後に迫り、復調ぶりを強くアピールした。(共同)