ラグビー、トップリーグ(TL)の神戸製鋼は14日、チーム関係者10人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことを発表した。

16日には今季限りで現役引退を表明している元日本代表FB五郎丸歩(34)が在籍するヤマハ発動機との開幕戦(ノエスタ)が組まれていたが、TLは同日にオンラインで会見し、開幕の延期を発表した。

神戸製鋼によると11日以降に体調不良を訴えた関係者2人が12日に抗原検査を行い、陽性判定。11日にチーム関係者の定期PCR検査を実施し、抗原検査陽性者を含む10人が陽性判定を受けた。12日午後から陰性者を含む、チーム関係者全員が自宅待機となっている。

神戸製鋼は「チーム活動の再開につきましては、関係者およびご家族の安全と健康を第一に考え、保健所、日本協会およびTLと協議のうえで決定致します。今回、TLの関係者はじめ、平素より応援していただいているファンの皆様や地域住民の皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけしますこと、心よりおわび申し上げます」とコメントした。