日本大アメリカンフットボール部を悪質反則問題から再建した橋詰功監督(57)が8月末で退任することが18日、複数の関係者への取材で分かった。契約期間は今年8月までの3年で、橋詰監督は指導継続の希望を持っていたが、大学側が更新しないと判断したという。

日大は2018年5月に関西学院大との定期戦で危険なタックルをして社会問題化し、橋詰監督は同年9月に就任した。チームは出場資格停止処分を経て19年に関東大学1部下位リーグで優勝。昨年は上位リーグを制し、東西大学王座決定戦として実施された甲子園ボウル進出を果たした。橋詰監督とともに就任した泉田武志コーチ(42)も契約を更新されず、同時期に退任となる。

立命館大出身の橋詰監督は、米国へのコーチ留学や立命大などでの指導を経て、不祥事からの立て直しを図る日大の新監督に応募し、外部有識者による選考委員会で69人の中から選ばれた。上意下達の構図を改め、選手の自主性を重んじる指導を徹底して伝統チームを復活させた。(共同)