日本がアンゴラに競り勝って今大会初勝利を挙げ、1次リーグ1勝1敗1分けで2次リーグ進出を決めた。日本の世界選手権での1次リーグ突破は、熊本で開催された97年大会以来24年ぶり。

1次リーグで日本は優勝候補のクロアチアと引き分け、アジア王者カタールとも接戦を繰り広げていた。

「彗星(すいせい)ジャパン」が大仕事をやってのけた。2次リーグでは21日にアルゼンチン、23日に前回王者のデンマーク、25日にバーレーンと戦う。

   ◇   ◇   ◇

◆97年熊本大会 スウェーデン出身のオルソン監督のもと、自国開催の大会で健闘。6チームによる1次リーグA組は強豪アイスランド、ユーゴスラビアにいずれも惜敗して連敗スタートとなったが、サウジアラビア、アルジェリアに連勝するなど2勝3敗で突破した。決勝トーナメント1回戦では前回優勝のフランスと対戦。中山剛(湧永製薬)らを得点源に後半残り15分を切って5点もリードしたが、残り47秒で追い付かれ、延長突入かと思われた残り0・2秒で決勝点を奪われ、金星獲得ならず敗退した。