日本がアンゴラに競り勝って今大会初勝利を挙げ、1次リーグ1勝1敗1分けで2次リーグ進出を決めた。日本の世界選手権での1次リーグ突破は、熊本で開催された97年大会以来24年ぶり。

1次リーグで日本は優勝候補のクロアチアと引き分け、アジア王者カタールとも接戦を繰り広げていた。

「彗星(すいせい)ジャパン」が大仕事をやってのけた。2次リーグでは21日にアルゼンチン、23日に前回王者のデンマーク、25日にバーレーンと戦う。

 

◆知ってます? ハンドボール男子日本代表の愛称「彗星(すいせい)ジャパン」は2018年(平30)6月11日に発表された。同年4月の公募で1000件集まった中から「スピーディーで、シュートの軌跡のイメージもある」(湧永会長)と決定。当時の信太主将は「浸透するように、スピーディーな試合をしたい」と話した。各競技の日本代表に愛称がある中、男子ハンドは数十年前に代表マスコットから非公式に「ムササビジャパン」と呼ばれていたが、五輪団体球技で唯一の「名なし」だった。ちなみに女子日本代表は13年から「おりひめジャパン」を名乗る。