新潟アルビレックスBBの連敗は3に伸びた。第1クオーター開始からいきなり連続9失点。今季たびたび顔を出す、短時間での大量失点で、出だしから追い掛ける展開になった。そして1度も追いつくことなく40分を終えた。

前節大阪戦で左足を負傷したPG五十嵐圭(40)がこの日はベンチから外れた。大黒柱の不在の影響は大きかった。だが、それ以上に作戦の遂行力の低さが目立った。警戒していたはずの富山の得点源、Cジョシュア・スミス(28)への守備を徹底できず、31得点を許した。リバウンドでは富山の40本に対し29本と大きく差をつけられ、ターンオーバーも13。いまだに解消されていない開幕前からの課題も、改めて浮き彫りになった。

富山には前回のホーム戦も67-97で大敗していた。点差こそ縮まったが、脅威を与える内容ではなかった。