中学3年生の吉田陽菜(はな、15)が、京都を優勝に導いた。

ショートプログラム(SP)2位で迎えたフリーは大技トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させるなど123・20点を記録し、合計185・70点。3位の河辺愛菜(16)と2人の順位を合計して、都道府県別成績で頂点に立った。2位は地元の愛知(1位+6位)となった。

冒頭で3回転半を成功させた吉田は「自信があったので降りられると思いましたけれど、いいアクセルが跳べて良かったです」と笑顔を見せ「4回転の練習をして、早く本番の試合でできるようにしたいです」と意欲満々。同じ木下アカデミーの先輩となる河辺と京都に優勝をもたらし「個人で優勝できなかったのは悔しいけれど、京都として活躍できて、すごくうれしいです」と笑顔で振り返った。