東地区6位の山形ワイヴァンズが同8位の青森ワッツを81-67で下し、今季最多タイの4連勝を決めた。さらに今季初の貯金1を積み上げて5位に浮上した。キース・クラントン(30)が8得点と両軍最多の14リバウンドでけん引した。

前日13日に今季2度目の100点ゲームで勝利した山形が、序盤から主導権を握った。前日に32得点のアンドリュー・ランダル(31)が徹底マークを受ける展開も、代わってクラントンが攻撃のキーマンとなってゴール下を制圧。前半を12点リードで折り返した。後半は相手に迫られる展開もあったが、最後までリードを守りきって、リーグ戦20勝に到達した。

ミオドラグ・ライコビッチ・ヘッドコーチ(49)は「昨日と違ってタフな試合になったが、4連勝は満足の結果」と喜んだ。これでプレーオフ進出圏内のB2全体8位に入ったが、次戦は首位の群馬とアウェーで2連戦。指揮官は「私たちは全ての力を出さないといけない」と闘志を燃やした。【相沢孔志】