東地区4位の仙台89ERSは76-58で同7位のアースフレンズ東京Zに連勝し、ホーム3連勝で通算23勝15敗と白星を積み上げた。

第1Q終盤に逆転されたが、第2Q中盤に5連続得点で主導権を奪い返した。前日20日の同カード第1戦で15本を許した相手の3点シュートを封じ、前半の5本に抑えて突き放した。落合嘉郎アシスタントコーチ(38)は「しっかりとマッチアップして止めてくれた」と粘りの守備を評価した。逆に後半は片岡大晴(35)、金城茂之(35)、沢辺圭太(25)のガード3人が相手のお株を奪う3点弾を効果的に決めた。

「3・11」を間近にして次節27、28日は被災地、南三陸町で香川を迎え撃つ。MVP獲得の片岡は「足を運んでくれたブースターの声援が力になりました。次は僕らが南三陸のみなさんに力を与える番です」とホーム連勝を誓った。【佐々木雄高】