新潟アルビレックスBBの今季初の3連勝はならなかった。77-81で川崎ブレイブサンダースに敗れた。77-77の第4クオーター残り6秒で川崎のCニック・ファジーカス(35)に勝ち越し点を許し、その後のラストオフェンスを決めることができなかった。このカードは新潟の3連敗になった。

強敵をあと1歩まで追い詰めたが勝ち切れなかった。77-79とリードされた直後のハーフコートからのオフェンス。新潟はスローインをカットされて、ラストチャンスをつぶした。75-77の残り32秒からはSFロスコ・アレン(27)が4連続でフリースローを獲得したが、成功は2本。終盤の詰めの甘さが影響して3連勝を逃した。

それでも前半は40-38とリードするなど内容は互角。ベンチスタートのメンバーで計33点を奪うなど全員で形を作った。「今までの対戦で、できなかったことをやる」。青木勇人監督代行(47)が重視していた成長は見せた。7日の2戦目に川崎戦の今季初勝利を挙げる手応えはあった。