ラグビートップリーグ第4節のメンバーが12日、発表された。14日のリコー戦(東京・駒沢)で開幕4連勝を狙う神戸製鋼は、日本代表プロップ中島イシレリ(31)が復帰、SH日和佐篤主将(33)が今季初先発。前節の反則(危険なタックル)で4試合の出場停止となったナエアタ・ルイ(27)に代わり、橋本大輝(34)が15年ぶりにNO8で出場する。

橋本は「ナエアタも故意(の反則)じゃないので、みんなでしっかりサポートしようと話しています。彼がいないとなると、何と言ってもフィジカル、コンタクトの部分が変わってくるので、その穴を(チームで)埋めたい」と話した。

入団12年目、主将を5年務めた神鋼ではフランカー一筋で、NO8となると京産大1年の時までさかのぼるという。

「僕には彼のような力強さはない。7番(フランカー)と仕事は変わらないかなと思う。バランスをとって、やるべき仕事をやりたい」と抱負を語ったが、やはりNO8には“不思議さ”を感じている様子。「(ナエアタが出場停止になって)もしかしたら僕が…と冗談で話してたら本当になった」と苦笑いしていた。【加藤裕一】

<神戸製鋼の先発メンバー>

(1)中島イシレリ(流通経済大)

(2)平原大敬(帝京大)

(3)渡辺隆之(東海大)

(4)張碩煥(延世大)

(5)ブロディ・レタリック(クライストチャーチボーイズ高)

(6)トム・フランクリン(オタゴ大)

(7)今村陽良(帝京大)

(8)橋本大輝(京都産業大)

(9)日和佐篤(法政大)

(10)ヘイデン・パーカー(オタゴボーイズ高)

(11)山下楽平(京都産業大)

(12)リチャード・バックマン(ネイピアボーイズ高)

(13)ラファエレティモシー(山梨学院大)

(14)ベン・スミス(キングス高)

(15)山中亮平(早稲田大)