米バスケットボールNBAウィザーズの八村塁(23)が、自己最多タイの30得点をマークした。30日(日本時間31日)に本拠地でのホーネッツ戦に先発して両チーム最長となる40分超プレーし、4リバウンド、3アシストも記録。20得点以上は今季8度目で、連続2桁得点は10試合に伸ばし、「最初から最後までアグレッシブに行けた。チームからも積極的にと言われているし、自分がやってきたことに自信がある」。近況の充実ぶりに胸を張った。

エースのビールが故障で不在の中で、チームの主軸としての自覚も強まっている。「ブラッドがいないので、積極的にやらなけれ」。大黒柱の穴を埋めるかのように連日の大活躍。試合開始早々のダンクで先制点を奪ったのを皮切りに得点を量産し、前半終了間際には残り1秒からの3点シュートを鮮やかに決めた。後半にはフェイントを交えて相手からのファウルを誘いながらシュートを決め、さらにはダンクを立て続けにたたき込んだ。

奮闘及ばずチームは敗れたが、19年12月以来となる1試合30得点に到達。2年目のシーズンも佳境を迎えようとする中で、着実に成長した姿を見せている。