柔道の世界選手権(6月、ブダペスト)最終選考を兼ねる全日本選抜体重別選手権が3日、福岡国際センターで開幕する。

4日には男子7階級が実施され、先月24日に53歳で死去した92年バルセロナオリンピック(五輪)男子71キロ級金メダル、古賀稔彦さんの次男玄暉(22=旭化成)が60キロ級で出場する。18、19年世界王者の永山竜樹(了徳寺大職)がけがで欠場したことで混戦が予想され、父に「結果で恩返しする」と約束した18年世界ジュニア覇者は悲願の初優勝を狙う。大会後の強化委員会で世界代表が決まる。東京五輪代表は出場しない。