来年の北京五輪出場枠が懸かる大会が開幕し、日本代表のコンサドーレは1次リーグ初戦でドイツに8-5で勝ったが、2戦目は開催国で強豪のカナダに5-8で敗れ、1勝1敗となった。

ドイツ戦での日本は第1エンド(E)でいきなり4得点を挙げて優位に進めると、中盤に1点差まで追い上げられる場面もあったが、終盤にかけて突き放した。スキップの松村は「落ち着いてゲームに入れた。いいスタートかなと思う」とうなずいた。

過去2大会連続準優勝のカナダ戦では、同点の第6Eに一挙4点を奪われた。直後に2点を返したものの、第8Eに再び4点差に広げられた。有利な後攻の第9Eで1点しか返せず、最終エンドには入らずに負けを認めた。

大会には14チームが出場。1回戦総当たりの1次リーグを行い、上位2チームは準決勝進出が確定。3~6位は準決勝進出を争うプレーオフに進む。1次リーグを突破した6チームが北京五輪出場枠を獲得する。