東京オリンピック(五輪)代表選考を兼ねた競泳日本選手権。

白血病から復帰した池江璃花子(20=ルネサンス)は57秒77で3年ぶりに優勝した。400メートルメドレーリレーの代表選考を兼ねており、リレー派遣標準記録は57秒92。このタイムを突破して優勝したことで、メドレーリレーの代表に大きく前進した。自ら24年パリ五輪を目指すと話していた中で、奇跡的な優勝。東京五輪代表は、大会後に選考委員会などをへて正式に決まる。


女子100メートルバタフライで優勝し涙する池江(撮影・鈴木みどり)
女子100メートルバタフライで優勝し涙する池江(撮影・鈴木みどり)

(注)※は派遣標準記録。


<4月4日>


女子100メートルバタフライ決勝で力泳する池江(撮影・鈴木みどり)
女子100メートルバタフライ決勝で力泳する池江(撮影・鈴木みどり)
女子100メートルバタフライで優勝しガッツポーズする池江(撮影・鈴木みどり)
女子100メートルバタフライで優勝しガッツポーズする池江(撮影・鈴木みどり)
女子100メートルバタフライで優勝しガッツポーズする池江(撮影・鈴木みどり)
女子100メートルバタフライで優勝しガッツポーズする池江(撮影・鈴木みどり)
女子100メートルバタフライで優勝し感極まる池江(左)(撮影・鈴木みどり)
女子100メートルバタフライで優勝し感極まる池江(左)(撮影・鈴木みどり)
女子100メートルバタフライで優勝した池江(左)は2位の長谷川と健闘をたたえ合う(撮影・鈴木みどり)
女子100メートルバタフライで優勝した池江(左)は2位の長谷川と健闘をたたえ合う(撮影・鈴木みどり)
女子100メートルバタフライで優勝し涙する池江(撮影・鈴木みどり)
女子100メートルバタフライで優勝し涙する池江(撮影・鈴木みどり)
女子100メートルバタフライで優勝し涙する池江(撮影・鈴木みどり)
女子100メートルバタフライで優勝し涙する池江(撮影・鈴木みどり)
女子100メートルバタフライで優勝しガッツポーズする池江(撮影・鈴木みどり)
女子100メートルバタフライで優勝しガッツポーズする池江(撮影・鈴木みどり)
女子100メートルバタフライで優勝した池江(左)は表彰台で笑顔。右は長谷川(撮影・鈴木みどり)
女子100メートルバタフライで優勝した池江(左)は表彰台で笑顔。右は長谷川(撮影・鈴木みどり)
女子100メートルバタフライで優勝し笑顔の池江(中央)。左は2位の長谷川、右は3位の飯塚(撮影・鈴木みどり)
女子100メートルバタフライで優勝し笑顔の池江(中央)。左は2位の長谷川、右は3位の飯塚(撮影・鈴木みどり)

▼男子100メートル平泳ぎ ※59秒21

(1)佐藤翔馬 59秒30

(2)武良竜也 59秒55

(3)渡辺一平 59秒77

佐藤翔馬優勝も代表権届かず「少し残念」100m平

V2佐藤憧れ五輪代表へ「しっかりやればおのずと」


男子100メートル平泳ぎ決勝で力泳する佐藤(撮影・鈴木みどり)
男子100メートル平泳ぎ決勝で力泳する佐藤(撮影・鈴木みどり)
男子100メートル平泳ぎで優勝しガッツポーズする佐藤(撮影・鈴木みどり)
男子100メートル平泳ぎで優勝しガッツポーズする佐藤(撮影・鈴木みどり)
男子100メートル平泳ぎで優勝するも浮かない表情の佐藤(撮影・鈴木みどり)
男子100メートル平泳ぎで優勝するも浮かない表情の佐藤(撮影・鈴木みどり)
男子100メートルバ平泳ぎ決勝で力泳する渡辺(撮影・鈴木みどり)
男子100メートルバ平泳ぎ決勝で力泳する渡辺(撮影・鈴木みどり)
男子100メートルバ平泳ぎで優勝し笑顔の佐藤(中央)。左は2位の武良、右は3位の渡辺(撮影・鈴木みどり)
男子100メートルバ平泳ぎで優勝し笑顔の佐藤(中央)。左は2位の武良、右は3位の渡辺(撮影・鈴木みどり)

▼女子400メートル自由形 ※4分7秒10

(1)小堀倭加 4分06秒34

(2)難波実夢 4分06秒36

(3)佐藤千夏 4分10秒57

小堀倭加と難波実夢が東京五輪代表内定 400m自


女子400メートル自由形で東京五輪代表内定を決めた小堀(撮影・鈴木みどり)
女子400メートル自由形で東京五輪代表内定を決めた小堀(撮影・鈴木みどり)
女子400メートル自由形で東京五輪代表内定を決めた難波(撮影・鈴木みどり)
女子400メートル自由形で東京五輪代表内定を決めた難波(撮影・鈴木みどり)
女子400メートル自由形で東京五輪代表内定を決めガッツポーズする小堀(撮影・鈴木みどり)
女子400メートル自由形で東京五輪代表内定を決めガッツポーズする小堀(撮影・鈴木みどり)
女子400メートル自由形で東京五輪代表内定を決め、健闘をたたえ合う小堀(右)と難波(撮影・鈴木みどり)
女子400メートル自由形で東京五輪代表内定を決め、健闘をたたえ合う小堀(右)と難波(撮影・鈴木みどり)
女子400メートル自由形で東京五輪代表内定を決め、健闘をたたえ合う小堀(左)と難波(撮影・鈴木みどり)
女子400メートル自由形で東京五輪代表内定を決め、健闘をたたえ合う小堀(左)と難波(撮影・鈴木みどり)

今後の競泳日本選手権の見どころ


◆代表選考方法 競泳代表選考は単純明快だ。日本水連が定めた派遣標準記録(19年世界選手権決勝ライン)をクリアして2位に入れば代表内定。対象は決勝1本だけ。過去に選考で物議を醸した反省から04年アテネ五輪で導入。「一発勝負」の修羅場をくぐり抜ける経験が、競泳界の隆盛を支えている。

例外はない。16年リオ五輪選考では北島康介が100メートル平泳ぎ準決勝で同記録をクリアして1位通過。だが決勝は2位で同記録をクリアできず現役引退した。

リレー種目は、リレー派遣標準記録が設定されている。400メートルリレーは100メートル自由形、800メートル自由形は200メートル自由形で同記録を突破して4位になれば内定。同記録を突破できなければ、4位以内でも代表から漏れる可能性がある。