坂井聖人(25=セイコー)の東京五輪出場の可能性が消滅した。

16年リオデジャネイロ五輪で銀メダルを獲得した200メートルバタフライで今大会予選敗退。この背泳ぎに懸けていたが、2位で内定した砂間敬太(25=イトマン東進)に0秒98、及ばない3位で代表入りを逃した。

リオ五輪では「怪物」フェルプスをわずか0秒04差まで追い詰めたが、この5年間は負傷などに苦しめられた。今後は、地元の福岡県で来年行われる世界水泳へ気持ちを切り替える。