日本スケート連盟が今年からスタートさせたスピードスケートエリートアカデミーの入校式が12日、帯広・明治北海道十勝オーバルで行われた。

第1期生として、埼玉・さいたま土呂中出身の飯田明音(15)の1選手が入校。元山形中央高監督の椿央氏(55)がヘッドコーチに就任し、同連盟の強力なサポート体制のもと、帯広市内を拠点に活動する。

飯田は入校式に出席し、「私の目標は将来五輪で金メダルを取ることです。目標がかなうまでは、どんなにつらくても、時間がかかっても、私を支えてくれた方々に恩返しができるように、今は目の前のことに集中して、1日1日を精いっぱい頑張っていきたい」と決意表明した。

スピードスケートエリートアカデミーは高校生が対象で、将来の五輪メダリスト育成を目的として設立。選手は通信制の星槎国際帯広高に入学し、競技と学業の両立、人間力向上を目指してサポートを受ける。