元卓球日本代表の福原愛さん(32)が23日、初めて離婚への意思を示した。この日、複数の台湾メディアが、夫で元卓球台湾代表の夫・江宏傑さん(32)が台湾高雄地方法院(地裁)に離婚を請求したと報じた。この報道を受けて福原さんは「感謝」のコメントを出した。

福原さんはマネジメント会社を通じて「江氏が協議の場についてくれたことに感謝しています。子どもたちのために良い方法を選択したいと思いますので、温かく見守ってくださると幸いです」とコメントした。今後、養育権を含めて、離婚に向けて、本格的な話し合いが進むことになる。

福原さんと江さんは16年リオデジャネイロ五輪後の9月に結婚。17年10月に長女あいらちゃん、19年4月長男が誕生。福原さんは日本と台湾を行き来しながら卓球のTリーグ理事を務め、解説者としても活躍していた。夫婦関係も順調と思われたが、突然の週刊誌報道で夫婦の危機があらわになった。

3月、週刊誌に福原さんの不倫と離婚危機が報じられた。福原さんはマネジメント会社を通じて謝罪文を掲載する一方で「夫婦間で子供にとって何が一番なのか話し合っていることも、併せてご報告させていただきます」などと別離の意向をにおわせた。同月下旬には江さんとともに台湾に滞在していた福原さんの母千代さんも帰国していた。

当初、江さんは福原さんとの関係について、マネジメント会社を通じ「私の愛情は、出会った日から今まで、一切変わっていません。結婚して5年、とてもかわいい男の子と女の子がいます」と家族愛を強調。不倫報道については「誤ったゴシップ」と断言。「愛する人を傷つけてほしくはない」と福原さんをかばった。復縁を望んでいたと思われた江さんの地裁への請求。離婚へ一気に加速しそうだ。