カーリングの女子世界選手権が4月30日(日本時間5月1日)、カナダのカルガリーで開幕し、日本代表の北海道銀行は1次リーグ初戦でデンマークを9-4で下したが、第2戦でスコットランドに5-10で敗れ、1勝1敗でスタートした。

デンマーク戦では2-2の第5エンド(E)に大量4点を奪い、そのまま優位に進めて勝利をつかんだ。

スコットランド戦では逆転を許した直後の第5Eに2点をスチールされて2-5と苦しくなり、第9Eに3点を突き放された。サードの小野寺佳歩は、「ミスが続いてしまい、チャンスを生かせなかった」と悔しそうだった。

大会には14チームが出場。1回戦総当たりの1次リーグを行い、上位2チームが準決勝へ、3~6位は準決勝進出を争うプレーオフへと進む。北海道銀行が1次リーグを突破すれば、日本として北京オリンピック(五輪)出場枠を獲得する。

今大会の結果にかかわらず、北海道銀行はロコ・ソラーレと北京五輪日本代表決定戦(北海道稚内市)を9月に行う。今大会で出場枠を得られなかった場合、その日本代表決定戦を制したチームが12月の世界最終予選に出場する。