男女計4階級が行われ、東京オリンピック(五輪)代表で女子70キロ級の新井千鶴(三井住友海上)は3位だった。

3月のGSタシケント大会に続く優勝を逃した。五輪日本代表の男女14人は7月下旬に開幕する本番前の実戦を終えた。

2017、18年世界選手権女王で27歳の新井は初戦の2回戦で金省然(韓国)、準々決勝はイタリア選手にいずれも一本勝ち。ロシア選手との準決勝は延長の末に優勢で敗れ、3位決定戦ではオランダ選手に一本勝ちした。

新井は東京五輪へ仕上げの大会で不安を残した。3位で表彰台は死守したものの、右の引き手を持たせてもらえない状況を打開できなかった。「研究される中でも勝っていけるのか」と試行錯誤の日々で、苦悩が深まる結果となった。

準決勝は最近の国際大会で連続して表彰台に上がり、今大会を制した21歳のロシア選手に防戦を強いられた。延長で一本背負い投げに敗戦。3位決定戦も技ありを先行されてから奮い立ち、内股で何とか一本勝ちした。五輪まで3カ月足らずに迫り、心身両面をどこまで修正できるか。(共同)