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今日の誕生日

アリーナ・ザギトワ(2002年)→Pick Up!


Pick Up! アリーナ・ザギトワ

日本でも愛される女王が19歳を迎えました。

まだ10代…。そう感じさせます。18年平昌五輪で金メダルを手にしたのは15歳の時でした。それから3年、現在は一時的に競技者としての活動を離れ、活躍の場を広げています。

ロシア・イジェフスク出身。12歳の時に自ら志願し、モスクワでトゥトベリーゼ・コーチの指導を受けて育ちました。

2016-2017年シーズン、一気に頭角を現します。ジュニアGPシリーズ第1戦で優勝。2戦目を3位で進出したジュニアGPファイナルではSP、フリー、合計ともにジュニアの歴代最高点を記録し、史上初の200点超えとなる207・43点で優勝しました。


平昌五輪女子フリー
平昌五輪女子フリー

勢いはシニアデビューとなった18年平昌五輪シーズンでさらに増します。中国杯、フランス杯、GPファイナルと連勝して、一気に金メダル候補に名乗りを上げました。片手や両手を上げながら跳ぶジャンプで出来栄え点を稼ぐ姿が印象的でした。

迎えた韓国での大舞台。団体戦ではフリーを滑り銀メダルに貢献し、個人戦では鮮烈な演技を披露しました。SPでは同門のメドベージェワが更新した歴代最高点を直後に塗り替えて首位発進。フリーでも踏ん張り、若くして女王の座を射止めました。

1つの大きな決断を明かしたのは2019年11月でした。ロシアの政府系テレビ「第1チャンネル」の番組で、選手としての活動を停止すると表明しました。今後も練習は続け、アイスショーには出る意志を示しながら「私は既に勝利した。人生の全てを手にしている。スポーツ大学に進学し、コーチを目指すことになる」と発言しました。その後は競技会の出場はなく、テレビ出演などの活動を行っています。

日本との縁では、「マサル」が知られます。平昌五輪前に日本で合宿をした際に、秋田県好きを明かし、金メダル獲得後に秋田県保存会からメスの子犬を贈られました。名前は自らが「マサル」と名付け、いまでも溺愛しています。

犬好きは随所に見られ、19年11月に札幌で行われたNHK杯では、練習の合間に散歩中の犬とふれあう姿もありました。

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今日の1枚

日刊スポーツが蓄積してきた写真の中から厳選して紹介します。

2021年4月15日
2021年4月15日

21年4月15日、世界フィギュアスケート国別対抗戦・男子SPで演技する宇野昌磨(代表撮影)。


今日の出来事

浅田真央(24=中京大卒)が現役続行を目指すと宣言した。(2015年)

座長を務める今夏のアイスショー「THE ICE」の発表会見で「試合が恋しくなり、達成感をまた感じたいと思い始めた」と明かした。1年間の休養のブランクも考え、復帰戦は未定。まずは戦える状態に戻すことに専念する。

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