競泳国際リーグ(ISL)は9日、3季目から導入された「ISLドラフト」にエントリーした日本人選手53人を発表した。

東京オリンピック(五輪)代表33人の中で、入江陵介、大橋悠依、瀬戸大也、長谷川涼香、松元克央ら17人が名を連ねた。

ISLは戦力の均衡を図るために29、30日に「ISLドラフト」を開催する。「東京フロッグキングス」(北島康介GM)を含めた10チームが、世界中から登録した940人の選手を指名していく。

ドラフトは、まず各チームが昨季まで自軍に所属した選手を最大15人までプロテクトできる。その上で各チームが最大11人まで順次、選手を指名する。ファン投票の1人を含めて、ドラフト終了時点で、1チーム最大27人が確保できる。

ドラフト後は残った選手を各チームのGMが直接交渉して獲得する。1チームは最大36人で構成される。

ISLは今季、3つのステージに分かれて開催される。まずは8月26日~9月30日、イタリア・ナポリでレギュラーシーズンから開幕。10チーム中8チームが11月のプレーオフに進出。さらに上位4チームが12月末か22年1月の決勝に進出する。