日本ラグビー協会は9日、日本代表との強化試合(12日、静岡エコパスタジアム)に臨むサンウルブズがWTB竹山晃暉(24=パナソニック)を追加招集すると発表した。WTBホセア・サウマキ(29=キヤノン)の自己都合による離脱に伴い、竹山が選ばれた。

今季のトップリーグ(TL)新人賞に選出された竹山は、左脚の靱帯(じんたい)を損傷し、プレーオフトーナメントを欠場。チームの日本一はピッチ外から見つめた。

決勝翌日の5月24日に行われたTL年間表彰式時には「(監督の)ロビー(・ディーンズ)さんを通じて『サンウルブズにも挑戦したい』と言っている。休もうとは思っていない」と意欲を示していた。奈良・御所実高時代から注目を集めた男にとって、貴重なアピールの場となる。