世界ランキング10位の日本女子代表が、同48位のポルトガル代表を68-43で下して2連勝とした。序盤から守備が機能し、前半を36-21で折り返すと、後半さらにリードを広げた。

4本の3点シュートを成功させたオコエ桃仁花(富士通)は、チーム最多に並ぶ12得点、5リバウンドと存在感を発揮。試合後にコート上で、「自分の仕事は3ポイントとディフェンス。日本のために頑張っていきたい」とスピーチした。

初戦は途中出場で活躍した三好南穂(トヨタ自動車)は、先発起用されたこの日、再び4本の3点シュートを決めて12得点を挙げた。若手の東藤なな子(トヨタ紡織)も4得点、1アシスト、3スチールと攻守で存在感を発揮した。

ポルトガルとは計3試合を実施。コロナ禍による活動中断を挟んで初めての国際試合となった10日の初戦では、途中まで苦戦しながらも69-47で勝利していた。13日に最終戦が行われる。トム・ホーバス監督は「明日もっとうちのきれいな速いバスケを見せたい」と話した。