明鏡高(新潟市)のグラウンドに天然芝を植える作業が16日から始まった。連日、ラグビー部員らが部活動の時間に行っている。

日本サッカー協会(JFA)が芝生の苗を無償で提供する芝生化推進事業「JFAグリーンプロジェクト」の一環。県内では6例目で、高校のグラウンドは初となる。9600平方メートルの敷地にポット苗式で3万9360株を植える。16日から体育の授業時間にも生徒が作業し、放課後はラグビー部員以外にも職員有志が作業に汗を流している。

芝が根付くのは約2カ月後。ラグビー部の遠藤文康監督(48)は「順調なら9月の花園予選のころには芝のグラウンドで練習できる」。仲谷琉翔主将(2年)は「作業は大変です」と苦笑いも「土より芝の方が試合に近い感覚で練習できる。楽しみ」と話した。