ヤマハ発動機は23日、県庁で会見し、来年1月開幕予定のラグビー新リーグに参加する新チームの名称を「静岡ブルーレヴズ」と発表した。チームカラーの青と、会社のスローガン「レヴズ・ユア・ハート(あなたの心を高ぶらせる)」の一部を重ねた。チームのエンブレムも青を基調とし、ヤマハの初代ジャージーのデザインや富士山などをモチーフにした。

ヤマハ発動機の子会社として、ラグビーに特化した新会社を22日に磐田市で設立。県全域をホストエリアにして、地域に根ざした事業を展開する。社長には、バスケットボールで来季B1昇格に導いた茨城ロボッツ社長の山谷拓志(やまや・たかし)氏(51)が、来月1日付で就任する。「(ファンが)鳥肌の立つ感動をつくりたい。世界を魅了するプロのラグビーチームをつくり、事業として成立させたい」。マネジメント業に携わる元日本代表FB五郎丸歩氏(35)の役職などは、今後発表される。【倉橋徹也】