女子バレーボールのクラブチーム、アルテミス北海道の新入団会見が26日、札幌市内で行われた。

元NECの奥山優奈(25、旭川実高)や元GSS東京(2部)の小室祐里(25、札幌大谷高)のVリーグ経験者を含む道産子4人が新たに加わった。

チームは昨年12月に発足。23年度のVリーグ参戦を目指し、今年4月から始動した。コロナ渦でGW明けから先週まで練習が行えず、中止になる大会も出てきているが、内定の永沢詩音(21=中京大)を含めたメンバー14人が固まった。初陣となる国体道予選(7月25日~)に向け、今月23日から練習を再開した。

元日本代表で、五輪に2度出場した成田郁久美監督(45)は「Vリーグの選手と比べると体が小さいし、身体能力も差がある」と、今後の成長に期待し「気持ちの強いメンバーを選んだつもりなので、まずは全員で守って攻撃につなぐチームを作っていきたい」と話した。

〇…公式ユニホームも発表し、松田莉子主将(27)と新入団4選手が着用して会見に臨んだ。日本ハムのビジターユニホームをモチーフにした金色が特徴的なデザイン。初めて袖を通した松田は「着心地が良くて動きやすい。これを着て早くプレーしたい」と初陣に向けて燃えていた。

<新入団選手コメント>

◆元NECの奥山 地元でプレーできることがうれしい。思いやりのあるトスを上げたい。

◆元GSS東京の小室 地元でできることに感謝、攻守の要として頑張りたい。

◆北海道教大岩見沢出身の真田知紗都(24) 地元でバレーができる感謝をプレーで表したい。

◆3年ぶりに競技復帰の谷越千佳(26) 地元北海道を盛り上げられるように頑張りたい。