丸川珠代五輪相(50)が30日、閣議後の会見で、東京オリンピック(五輪)で日本勢のメダルラッシュが続く一方、SNSへの誹謗(ひぼう)中傷が相次ぐことについて「そもそもインターネット上やSNS上での差別的な書き込み、誹謗中傷はあってはならないことだ」と断言した。

丸川氏は「ましてや五輪憲章の旗の下に、世界から選手たちをお迎えして、共生社会の実現、多様性と調和のコンセプトの下に東京大会を行っている最中です。ユーザー1人1人が他人を傷つける書き込みをしないことを徹底し、選手の活躍を温かく見守っていただけたら」と呼び掛けた。