女子BMXフリースタイルで「ゲシる」「キャンキャン」など、謎めいたワードが飛び交った。競技に臨んだ日本の大池水杜(みなと=24)が大技のバックフリップ(後方宙返り)を仕掛け、着地でタイヤが板をこすると、解説の勅使河原大地さんは「ちょっとゲシったけどいい流れですね」とコメント。思わず実況のアナウンサーも「ゲシるとは?」と尋ねると、勅使河原氏は「黒色のところにタイヤが付くことです」と説明。「スピードが落ちるんですよ」と丁寧に付け加えた。

その後も、勅使河原氏の“パワーワード”は続いた。片足を出す技に「これがキャンキャンです。しっかり入れていますよ、足」と言うと、アナウンサーも、まさかの「ザ・キャンキャンという感じのキャンキャンでしたね」と呼応。勅使河原氏は女子選手の華麗な技に「イエー」と反応し、解説からBMXの競技を盛り上げていた。