8月27日、F1第12戦ベルギーGPのフリー走行が行なわれ、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが1分44秒472のトップタイムを記録した。

午前中のフリー走行1回目はメルセデスAMG勢が速さを見せバルテリ・ボッタスが首位。しかし午後のフリー走行2回目ではメルセデスAMG勢がソフトタイヤでタイムを更新できない中、フェルスタッペンが0.041秒の僅差で首位に立った。しかしセッション終盤には時速200kmの中高速コーナーでリアのグリップを失ってスピンしバリアにクラッシュも喫している。

「良い週末のスタートを切ることができたけど、セッションの最後にリアのコントロールを失ってしまった。オーバーステアが大きく出て修正しきれずにカベにヒットしてしまったんだ。でもFP1からFP2へのセットアップ調整が上手くいったし、チームとしては今日の内容にとても満足しているよ」

この日2022年のレッドブル・ホンダとの契約延長が発表されたセルジオ・ペレスは10位、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは5位、角田裕毅は計36周をミスなくこなして12位に付けた。(米家峰起通信員)