バスケットボール女子のWリーグは13日、開幕週(10月12日~17日)の日程の大部分を変更すると発表した。女子アジア杯(ヨルダン、9月26日~10月3日)に出場する日本代表12選手に帰国後2週間の隔離期間が必要で、開幕カードに出場できない見通しのため。

東京五輪で女子日本代表が銀メダルを獲得。「かつてない好機を受け、Wリーグとしても開幕に向け準備を進めてきた」という中で、コロナ禍での軌道修正を余儀なくされた。関連省庁からの情報などを元に、リーグとして隔離期間の免除措置などの可能性を交渉、模索してきたが、現時点で困難な状況という。全チームができるだけフルメンバーで開幕カードに臨むことが最善との判断から、日本代表選手が関連する試合の日程が変更された。

リーグ全体の開幕戦として10月12、13日に組まれていたトヨタ自動車-ENEOS戦や、同月16、17日に行われるはずだった5つの対戦カードのうち4つは来年1月1~4日に変更される。

新潟-アイシン戦(新潟県阿賀野市)は当初の予定通り、10月16、17日に開催。その他のチームにとっては、“第2週”として組まれていた翌週の試合が「開幕戦」となる。