バスケットボール女子日本代表で新主将を務める林咲希（26＝ENEOS）が、27日開幕のアジア杯（ヨルダン）で大会史上初の5連覇を誓った。15日にオンラインで取材に応じ「新しいバスケットボールを見せられるのではと思って練習に励んでいる」と話した。

東京五輪銀メダルメンバーからは現時点で5選手が選出され、林は主将を任された。東京五輪後はテレビ出演の依頼が殺到するなど「ちょっとバタバタしたことも多かった」と振り返るが、「合宿に入ってみんなと集中する環境になり、コンディションは少しずつ上がっている」とうなずく。

休養中のホーバス監督に代わって暫定的に恩塚亨氏が指揮を執ることで、チームの戦術も変化。林は「五輪と同じようなプレーをしていては相手がアジャストしてくる。いろんな引き出しを持って戦えたら」。さらなる進化を目指す。