全国2連覇、関西6連覇を目指す天理大が、開幕戦でまさかの黒星を喫した。15年最終節同志社大戦の黒星を最後に続いていたリーグ戦の連勝は「32」で止まった。

前半22分、相手のWTB植田和磨(1年=報徳学園)に先制トライを献上。同38分にはPGで追加点を許し、0-10で折り返した。

後半に入ってもスクラムやキックでの攻防で劣勢となり、追加点を許した。

初の大学日本一に輝いた、昨季の全国大学選手権決勝の先発15人中9人が卒部。世代交代と結果が同時に求められる状況下で、苦しい出だしとなった。

大学王者から大金星を挙げた近大は昨季、変則形式で行われたリーグ戦で最下位となる8位だった。