東京都は21日、東京オリンピック(五輪)の水球会場となった東京辰巳国際水泳場(江東区)について、アイスリンクに改修後の施設運営に関する中間計画を発表した。国際大会などを開いて冬季競技の振興拠点とするほか、市民が通年で氷上スポーツを楽しめる場所として活用。年間収支は約1億6500万円の赤字を見込む。

都によると、施設の仮称は「東京辰巳アイスアリーナ」。縦60メートル、横30メートルのメインリンクと、縦47メートル、横17メートルのサブリンクを設ける。観客席は約3500席。年間約26万人の利用を想定している。2023年度から工事を始め、25年度の開業を目指す。

辰巳水泳場は1993年にオープン。国内外の主要大会を通じて水泳の聖地として親しまれてきたが、観客席数が少なく五輪の基準を満たさないとして、東京大会では近くに東京アクアティクスセンターが新設された。

また、味の素スタジアム(調布市)内の室内施設にパラアスリートの練習拠点も整備すると発表した。仮称は「東京都パラスポーツトレーニングセンター」。年間の運営費は約2億2000万円と試算している。(共同)