北見北斗は0-3の後半ロスタイム、ラックから最後は171センチ、92キロのプロップ小久保知樹(2年)がなだれ込むように逆転トライを挙げ、2年ぶりの4強に進出した。

昨年は2、3年生が9人。1年生12人が入部したが、コロナ禍で練習期間が短く、高校の公式戦出場は危険と判断し、出場を辞退していた。劇的勝利に小久保は「僕らの力が足りず3年生と試合に出ることができなかった。先輩の思いもあったので、絶対に負けられなかった」と涙を流した。