バレーボールVリーグ男子1部の東レが7日、三島市役所を表敬訪問し、2021-22シーズン開幕に向けて決意を示した。ともに東京オリンピック(五輪)日本代表の藤井直伸(29)、李博(30)らが出席。15日に控える開幕戦では、VC長野と対戦(松本市総合体育館、午後7時半)する。今季主将を務めるセッターの藤井は「オリンピックでの経験を還元する。主将としてチームへ良い力を与えたい」と意気込んだ。

昨季はリーグ5位。今季は5シーズンぶりの優勝を目指す。ミドルブロッカーの李は「粘り強いバレーをする。優勝を目指して頑張りたい」と力を込めた。就任3年目の篠田歩監督(41)は「若手が力をつけて、チーム力を底上げしてくれた」と手応え。豊岡武士市長(78)は「優勝に向けて頑張ってほしい。三島市民全員で応援します」と激励した。【古地真隆】

○…Vリーグ男子1部の開幕記者会見がオンラインで行われ、東レからは藤井と李が出席した。2人の連係による超高速クイックは、チームの貴重な得点源。これに関して質問が飛ぶと、藤井が「(トスを)上げれば、何とかなる」。李は「信頼している。全く不安はない」と続いた。強固な信頼関係で結ばれる日本代表のコンビプレーで、今季も得点を量産する。