16年世界ジュニア選手権女王で姉の本田真凜(20=JAL)と、妹で女優業とスケーターを両立している望結(17=プリンスホテル)が今季の指導体制を説明した。

この日、リンクサイドにいたのは佐藤信夫、久美子コーチ夫妻。真凜は「大学(明大)が東京なので、ここ最近は新横浜を拠点にして習っています。週末とかは(京都の)自分の家にいたりするので、本田武史先生に教わっています」と近況を語った。

かねて、日本男子初の4回転ジャンパーで02年ソルトレークシティー五輪(オリンピック)4位の本田氏に関西で師事していたが、真凜は昨年11月のNHK杯の後、浅田真央さんらを指導した佐藤夫妻の力も借りていた。今季も大学がある関東を拠点に新横浜で氷に乗ることで、練習量を増やすことに成功した。

望結も「関西でお仕事をいただく時は本田先生、こちら(東京)にいる時は佐藤コーチはじめ、新横浜の先生方にお世話になっています」とした。芸能活動と重なる中でも練習量を確保するため、名伯楽の門下にも入っている。【木下淳】