男子100メートルバタフライは、田中大貴(山梨学院大4年)が日本記録まで0秒13に迫る51秒13で初優勝した。

前日の200メートルバタフライは2位。東京オリンピック銀メダルの本多灯(日大2年)に0秒10の僅差で敗れ、悔しい思いをした。この日は予選で52秒09をマークして全体トップで決勝に進むと、学生記録51秒11を持つ石川慎之助(日大3年)を抑えた。

悲願のインカレ初タイトルに田中は「51秒前半を狙っていた。(日本記録更新は)最後に体が動かなかったので、今後、狙っていきたい」と舌も滑らかだった。