2大会連続五輪を目指す坂本花織(21=シスメックス)が、今季国際大会初戦で首位発進した。

22年北京五輪と同会場で行われたテスト大会で、76・70点の高得点を記録した。冒頭でダブルアクセル(2回転半)を成功させて流れに乗ると、3回転ルッツ、演技後半で得点源のフリップ-トーループの連続3回転を全て決めきった。3つのスピンとステップは全て最高のレベル4。ジャパン・オープン、近畿選手権に続く、3週連続の競技会で地力を示した。

同門の三原舞依(22=シスメックス)は67・83点を記録して2位発進。演技後半に組み込んだフリップ-トーループの連続3回転でわずかな減点があったが、大きなミスなくまとめた。

フリーは15日に行われる。