フィギュアスケート男子で冬季オリンピック2連覇の羽生結弦(26=ANA)が、北京五輪(来年2月)シーズンのテーマに「できること、一つずつ。」を掲げた。2季ぶりに参戦するグランプリ(GP)シリーズに向けて、中継局テレビ朝日を通じてコメントを発表。公言を重ねている世界初クワッドアクセル(4回転半ジャンプ)成功の夢へ決意を語った。

自筆のテーマを手に持ち「すごく大切にしている言葉の1つ」「今まで出合ってきた言葉の中でも、すごく大切にしている」と説明。「今まで『進化』とか『挑戦』とか言ってきましたが、毎日できることは違うし、苦しんだり、楽しかったり、幸せを感じたり、悲しみを感じたり、いろんな感情がありますが、できることを1つずつ丁寧に積み重ねていきたい」とスタンスを口にし「一番の目標は4回転半を成功させたいということ。そこに向かって今、全神経と全気力を使ってる感じです」とした。

羽生は今季ここまで試合に出場しておらず、GPシリーズ第4戦NHK杯(11月12~14日、東京・代々木第1体育館)で今季初戦を迎える。第6戦ロシア杯(同26~28日、ソチ)にもエントリー。4回転半の初成功とともに、GPファイナル初となる5度目の優勝も懸かっている。【木下淳】