ボクシング男子で2大会連続五輪出場を果たし、東京五輪限りで引退した成松大介(31=自衛隊)が20日、オンラインで記者会見を開き「未練は全くない。高いレベルのコンディション維持が難しくなったのが最大の理由」とすがすがしい表情で話した。

ライト級で闘った東京五輪では1回戦を突破したが、額の陥没骨折のため2回戦を棄権した。病室で引退を決意し「不思議と悔しい気持ちはなかった。すっきりとしていた」と述懐した。今後について「指導の勉強もしたいし、運営や普及にも興味がある」と競技に関わる希望も口にした。

成松は攻防兼備のサウスポーとして活躍。日本連盟ではアスリート委員会委員長も務めた。世界を目指す後輩たちへ「日本代表という誇りを持って、臆することなく精いっぱい闘ってほしい」とエールを送った。(共同)