日本人4人目のカナディアン・フットボール・リーグ(CFL)選手が誕生する。モントリオールのLB山岸明生(26=富士通)が、22日のホームでのトロント戦でメンバー入りした。21日にSNSで「キッキングでプレーする予定です。今まで準備して来たことをCFLデビュー戦で思い切りぶつけたいと思います!」と投稿した。ロッカールームに背番号49の紺のユニホームとヘルメットがつるされた写真を添えた。

山岸は米国とカナダ以外を対象のグローバル・ドラフトで、2巡の全体13位で指名された。ここまでは練習生枠でチームに同行していた。モントリオールは現在5勝4敗で東地区2位。トロントは6勝3敗で同地区首位で、優勝争いで大事な一戦となる。

今季はXリーグの日本人選手6人がドラフト指名された。ブリティッシュコロンビアのK/P山崎丈路(28=オービック)と、ウイニペグLB丸尾玲寿里(25=アサヒ飲料)は開幕からメンバー入り。RB李卓(26=オービック)も練習生枠から昇格して出場し、山岸が4人目の出場予定となった。