男子の葛西紀明(49=土屋ホーム)が117・5メートルで19位で予選を通過した。

大一番を前に大飛躍を見せた。公式練習と予選に参加。公式練習1回目で135・5メートルを飛んだ。うれしそうに「久しぶりに芯を食ったなって感じはした」と喜び、「あー気持ち良かった」と漏らすほど。公式練習参加者で3番手の飛距離だった。

24日ラージヒル本選で優勝すれば、2季ぶりW杯メンバー復帰のチャンスがある。公式練習での飛躍について「80点くらい。まだテークオフでスムーズな感じが見られなかった。もう少しつながっていけば、もう50メートルくらい伸びるんじゃないですかね」と笑い飛ばした。9度目の出場を狙う22年北京五輪に向けて好感触を得て、「明日も140メートル台を狙って飛びたい」と士気を高めていた。