1976年モントリオール五輪と84年ロサンゼルス五輪で柔道日本代表監督を務め、10月に95歳で死去した醍醐敏郎さんのお別れの会が20日、東京都文京区の講道館で開かれ、上村春樹館長や全日本柔道連盟の山下泰裕会長ら約230人が故人をしのんだ。

醍醐さんは体重無差別で争う全日本選手権を2度制した名選手でもあり、総本山の講道館で最高位の10段を認められた。モントリオール五輪男子無差別級金メダルの上村氏は「嘉納治五郎師範の目指した柔道を体現し、後生に正しくつなげた生涯はまさに講道館柔道とともにあった」と回想した。

お別れの会では故人が伝承に力を注いでいた古式の形の演武が、教え子によって披露された。(共同)